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extra4 あの頃異世界

二人のヒューマンが祠にいた。

人の気配のまったく無い秘境の中の秘境。大きな山の内部をくり貫いた造りの洞窟の先。天に火口の口を開けたドーム状の空間の中央に祠はあった。

男と女。その表情には隠そうとも隠しきれない喜びと達成感が浮かんでいた。

彼らは成人した後、普通の者がその門を叩くずっとずっと後に冒険者ギルドで登録をした。

通常ギルドには余程特殊な事情がない限り十代で登録する者が多い。特殊、とは王族であったり国での役職が早くから定まっている一部の世襲制の貴族各家であったり、時に大きな商会の跡取りなどもこれに相当した。

村や都市に住まう子供らにとって、見方によれば特別なデザインのカードを大事に持って、記載された自分のレベルを比べるのが遊びにもなる。大抵の場合、レベル10程度までは子供が小動物を狩るだけでも危険も無く到達するからだ。

15くらいからは残念ながら危険を伴ったり魔物を相手取ったりして上げていくレベルになるので子供たちが自力で進むには困難になる。そうして、レベルを上げることの危険を知り、また飽いて別の遊びに精を出したり仕事に就いたりといった流れが普通であった。

だがこの二人は違う。前述の特殊な環境に該当し、齢18に至るまでギルドに登録していなかった。

当初は小さな弱い魔物を相手にするにも四苦八苦。およそ、才能という言葉を感じさせることの無い様子だった。それでも周りの人物が次々と入れ替わり、消える中で彼ら二人は現役で冒険者を続けた。

精力的に依頼を受け、拠点を変えて一線に立ち続ける内、周囲の目はすっかり侮りのそれから尊敬や信頼のものへと変じていた。才能より経験に偏ったベテラン。変わらずに瞳に宿り続ける強い意思を持つ彼らは、世で次々に騒がれ消える天才とは別に高い評価を得ていた。

今祠に在る二人のレベルは男が321、女が301だった。
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戦闘に際立った才を持たぬ者が到達するレベルとしては高い。いや、最高峰かもしれない。称号も固有職もユニークスキルもない。幸運に彩られた一点ものの名剣や魔法書もない。あったのはただ一つ。確固たる目的だけだ。ハイペースな成長も全てはその為。

「女神よ、最後の試練、終わりました!」

男が声高に祠に呼びかける。そう、ここは精霊の祠ではなく神の祠だった。女神と交信するための場所。

二人が固唾を呑んで祠に集まっていく金色の光を見守る。

一際強く輝いた後、祠には彼女がいた。

祠の石段にちょこんと腰掛けた金髪の少女。深い緑の瞳、人が如何に手入れしても叶わないであろう豪奢な金の髪。陶磁の如く白いその肌は不可侵の禁忌を見るものに抱かせる。唇も指先も、何もかもが美少女として完成された少女。

その表情を不機嫌に歪め、彼女は静かに座っていた。

「十二の試練はこれで最後、でしたよね?」

女の方だ。彼女は神の不興の表情にも負けることなく確認の言葉を放つ。

「……ええ、そうね」

「では我らの願い、叶えて頂けますね!?」

男の再度の確認。

願い。
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そう、二人は神に願い事をした。女神は自身に願いを乞う二人に試練を与えた。それも相当の難易度の物を十二。まさか本当にクリアしてくるとは彼女は全く思っていなかった。

神は庇護下の生命との約定を裏切ることができない。これは神々同士が暗黙に定めた幾つもの不文律の一つ。破れないではないが無視したり翻したり
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